初代HIACE 路上復帰物語 整備編その③

探していたリアのブレーキホースが見つかりました。

うちの会社担当の、日産部品の凄腕社員が探してきてくれた。




ハイエースに付いていた物ブレーキホースを渡し、

「同じのを探して」

とお願いしておいたら、そのままのハイエース用が届いてびっくり。

長野に昔からある大きい部品屋の部品庫の隅にあったそうです。

なかなかやるじゃないか日産部品。


残りはクラッチマスターのインナーキット。

それだけ来れば全部揃うぞ~!

燃料タンクも綺麗になってきたので、今週中には載せられるかな。

燃料ポンプとキャブのオーバーホールキットも届きました。

楽しみだなぁ。


超続く  


Posted by ダイチャン at 22:14Comments(8)HIACE

もとTAXIのその後

元TAXI

こんな風にしちゃいました。

ノーマル派の方ごめんなさい。


横の文字


M.S.K. TAX-I


タクシーではなくてタックスアイですのでお客さんは乗せません。


次は行灯か。


そうそう、タクシーの場合ルームミラーの横についている室内灯を

「マップランプ」

と呼ばずに

「日報灯」

と呼ぶそうです。


全国のLPG乗りの皆さんは「日報灯」と呼びましょう。  


Posted by ダイチャン at 20:51Comments(4)その他車ネタ

18年前・・・あなたは何をしていましたか?

俺は

ノスタルジックヒーローに写真を投稿していました。


15歳・・・

愛読書はノスタルジックヒーロー・・・

変な中学生です。。。

畑に落ちている(今考えると置いてあった)車を見つけては父に報告し、貰いに行こうとお願い。

しかし見には行けども拾ってくる事はなかったと思います。

自転車に乗って草ヒロ車両探し。

中学生の頃のあの思い変わらぬまま、今ハイエースを直しています。

いつまでこんな事をやってるかわからないけど


「楽しい」


って思える限り続けていきます。

皆よろしくね。  


Posted by ダイチャン at 01:23Comments(6)戯言

もとTAXI

元個人タクシーで使用していたクラウンセダン。

エンジンは1Gのツインカム。

燃料はLPG!タンク容量は100L(安全の為85㌫しか入れてはいけないらしい。)

燃料の価格はレギュラーガソリンの半分。

走行26万キロだけどLPGは50万キロくらい走るので全然大丈夫。タイミングベルトも20万キロ毎の交換でいいそうです。LPGはエンジンオイルも全然汚れないんです。

これで高速道路を走ったら皆避けてくれるかな。

今年の冬車はこれに決定!?

このままじゃかっこ悪いから、ちょっとだけ車高下げよう。

ステンシルで横に何か書いたらかっこいいかな。  


Posted by ダイチャン at 22:48Comments(2)その他車ネタ

初代HIACE 路上復帰物語 整備編その②

ガソリンタンクの大きい錆と汚れは高圧洗浄機で落としたので、次は錆取りクリーナーを使って本格的な錆落としをします。

今回使用する錆落とし剤は「花咲かGタンククリーナー」。バイクでは何度も使っていますが、車に使うのは初めて。タンクが大きいので2本使用。20倍まで薄めて使えますが、今回は15倍にしました。

この状態で24時間置いておき、裏返しにしてもう24時間置きます。

これで上も下も横もバッチリです。燃料の錆は後でトラブルになる可能性が大きいので、錆は全て取り除きましょう。もちろん燃料ラインも綺麗にします。

次はエンジンを。

最初にポイントの交換をします。部品庫を探したら新品が出てきました。さすが昭和初期からある工場です。まだまだお宝が眠っているかも・・・


ポイントを交換してキャブに直接燃料を吹きつけクランキングをすると、数秒ほどですがエンジンがかかりました!

25年ぶりに火が入った12R型エンジン。静かでびっくり。

乗り回したい気持ちが更に大きくなりました。

エンジンをかけたらマフラーから蜂の死骸と巣が出てきた。ジバチかな。

何年モノ?



ハイエースネタではないですが、知り合いに頼まれてこんな鍵を作りました。削って刺すだけだけの簡単仕上げ。お、後ろにはナガブロガー須藤君の4946号が!須藤君は上田市にあるBAR HIDのイケメン店長です。

Y様、鍵は気に入りましたでしょうか?


今週中にタンク積みたいなぁ。


まだまだ続く  


Posted by ダイチャン at 21:33Comments(10)HIACE

初代HIACE 路上復帰物語 整備編

遂に手に入れたハイエース。次は動くようにしないといけません。

まずは洗車から始めます。

約25年放置してあったので、おそらく洗車も25年ぶりでしょう。ボディ表面のコケが歴史を感じさせます。

ボディの状態は悪くなく、カサカサでいい感じです。


窓がちょっとしか開かなかったり、給油口が開かなかったりと、色々と不具合がありますがそんな事は覚悟の上。ボチボチ直していきましょう。

洗車後、会社のピットに入れて下回りのチェック。古い工場なのでこんなピットがあり便利です。

見事親の血を引いた旧車好きの息子も駆けつけました。

親子3代で旧車が好きなんてヤバイですね・・・

屋外で土の上放置の割に下回りは綺麗で、アンダーコートを吹いてやれば良さそうです。


大きな錆箇所は

*リアサイドドアを開けたところのステップ

*運転席足元5センチほどの錆穴

ここもボチボチ直すということで後回し。


タンクを降ろし、高圧洗浄機でタンク内の洗浄。

バケツ半分くらいの錆が出てきました・・・



この後更に錆取り液で中を綺麗にします。「花咲かG」がお気に入り。
出てきた錆の分タンクが薄くなっているので、最後はやっぱりPORでコーティングしなきゃ駄目そうです。

フューエルセンディングユニットの錆を取り、燃料ラインも洗浄して、ホースとフィルターは新品にします。

次にエンジン。

エンジンの中は新車のように綺麗。

プラグを外してエンジンの中に潤滑剤を吹き付けてしばらく置いておき、クランクを回してみるとスムーズに回ります。

プラグを付けてバッテリーを繋ぎ、クランキング。

圧縮もありそうです。

エンジンは問題無さそう。

それもその筈、この車、実走行45000キロなんだそうです。


部品も順調に揃いつつあります。

フロントのブレーキホース・ブレーキのホイールシリンダー前後4個・クラッチのオペレーティングインナーキットは新品が出ました。

ブレーキマスターのインナーキット・アイドラアームはヤフオクでデットストック品を購入。

ブレーキライニングは近所のライニング屋さんで張替え、ドラムも4輪研磨してもらいます。

部品は揃いそうで一安心。

次はキャブをばらすかな。燃料ポンプもやらないと。


まだまだやる事はたくさんです。

実はこんな車も譲ってもらいました。

サンバーバン。これは親父に託します。
譲っていただいた持ち主さんと4人で記念撮影


整備編はまだまだ続きます。  


Posted by ダイチャン at 23:48Comments(7)HIACE

初代ハイエースワゴン(RH11G)路上復帰物語⑤

車屋さんは「明日また電話をくれ」と言ってくれた。
明日の返事次第で、今までの苦労が無駄になるのか報われるのかが決まる。

お願いします車屋さん。。。zzz

運命の日、午後一番で電話をかけた。


俺「書類の件、どうでしょうか?」

車屋さん「条件付きで書類を出します。」

俺「ありがとうございます!」

条件の内容はここには書きませんが、書類は出してもらえる事になりました。

電話を切ってから即、陸運局へ電話をかけて用意できる書類を伝えると、それだけ揃えれば持ち込み車検で書類の再発行&再登録が可能との回答を貰う。



遂にここまで来た… 錆の女神様、ありがとうございます!



次は車の引き上げです。


持ち主さんに電話をして、車両の引き取り日を9月6日に決めた。


そうです。このブログを書いている今日、ハイエースを引き上げてきたのです。

俺の親父と友人丸山が手伝ってくれ、無事に引っ張り出す事が出来ました。


丸山と親父!ありがとう!今日は最高の日曜日だったよ!


初代ハイエース(RH11G)路上復帰物語 第一部 完


第二部「車検取得への道のり編(仮)」へ続く  


Posted by ダイチャン at 21:01Comments(8)HIACE

初代ハイエースワゴン(RH11G) 路上復帰物語④

車屋の返事は冷たいものだった・・・

「書類は廃車した時点で一度渡しています。同じ車に二度譲渡書を出す事は出来ません。」

所有権のあほー・・・あほー・・・アホー・・・

33歳A型しし座の切ない叫び声が響いた。

所有者欄に記入してある名前が持ち主さん(個人名)だったら、登録は簡単だった。所有者の書類が出ないということは、このハイエースは二度と路上復帰できないという事を意味する。

ここまで来たのに・・・


このハイエースに出会ったあの瞬間、俺が見た映像は幻だったのか?



このハイエースに乗って来年のストリートカーナショナルズへエントリーしているあの映像・・・



近所のオバチャンの、鉄屑を見るような冷たい視線。



踏み切りでマフラーを擦るあの音!



走行中に漂ってくる不安な臭いや音!




いやそれは幻覚ではない。。。近未来さ。。。




ボックスピクニックもオールオッズナショナルズもこのハイエースで行ってやる!

会社の壁にかかっているヤレたキャリアを載せたらかっこいいかな・・・


俺は頑張った。

諦めず、車屋さん(←さん付けときます)に思いを伝えた。

そうすると車屋さんは


「色々と考えるから明日また電話をくれないか。」


と言ってくれた。




車屋さんが出した答えとは!?



⑤へ続く  


Posted by ダイチャン at 23:10Comments(6)HIACE

過去に路上復帰させたヤツら

*ホンダステップバン*

1973年式 上田の解体屋から買う。10年以上の放置車両。

俺の路上復帰ストーリーはここから始まった。

タンクの錆が酷く、すぐに燃料フィルターが詰まり何度か仕事に遅刻した。

PORで錆取り&コーティングをしたら具合が良くなった。

奥さんと二人で長野まで映画を見に行ったり、普通に使っていた。

友人に売却。ビデオカメラに化けた。今も子供を撮るのに活躍中。

画像なし


*VWタイプⅡパネルバン*

1971年式 上田の超裏道にある民家の庭にあるとの情報を友人より聞き、交渉に。

18年間放置してあった車両。

初めてアジャスターを組んだ。まだレイトのシャコタンは少なかったのでかっこよかった。

と思う。

窓があるバスに乗りたくて友人に売却。



*VWタイプⅡアンビュランス*

1969年式 3年かけて持ち主を説得。

最後は、持ち主が友人の父親だという事が判明し(笑)譲り受けることに。

皆からもったいないと言われながらアジャスターを組み、シャコタンに。

積載車に積んでストVジャンボリー行ったなぁ。

結局車検取得まではしなかった。

大型2輪の免許とバイクが欲しくなり売却。GPZ900Rに化ける。

今は県内の方が所有中。仕事のサービスカーにするらしい。


*富士重工業ラビットS301B*

1965年5月製造 友達の解体屋から買ってきた

色が気に入らないのでシンナーを染み込ませたウエスでひたすらこすり、元色を出す。


タンクPORコーティング キャブ・燃料コック・エンジン腰上をオーバーホールする。

とっても気に入っている1台。

現在も足として使用中。



次はHIACE



無事路上復帰できますよう。。。錆の女神様お願いします。。。  


Posted by ダイチャン at 12:51Comments(2)その他車ネタ

初代ハイエースワゴン(RH11G) 路上復帰物語③

その3

念願の車検証コピーには今は無き車屋の名前が・・・

もう駄目か・・・???

なんて思ったら終わりでしょ。

俺は諦めないのだ。最後の最後まで粘ってやる!

やれる事を全てやって、それでも駄目なら諦めよう。


今はまだ諦める時期ではない!


という事で

車検証の所有者欄にある今は無き車屋がどうなったかを調べてみる。

ちゃんとした倒産の場合、「財産の管財人」という人が存在する。

管財人がいれば、その人の印鑑と譲渡書でどうにかなるなのではないか?

と思い、今は無き車屋の登記簿を取ってみる。


と!!!?


その車屋は倒産したのではなく、名前と場所が変わっていたことが判明。


諦めなくて良かったね俺。そうだね俺。


世の中頑張ればどうにかなるんだ!


「ありがとう錆の神様!」


なんて事をつぶやきながら、車屋の電話番号を調べ電話をしてみた・・・のだが・・・


車屋の返事は切ないものだった・・・


果たして錆の女神様は微笑んでくれるのか!?


続く?の?  


Posted by ダイチャン at 19:14Comments(5)HIACE

75STD号

俺の手持ち最後のタイプ1

1975年式1200スタンダード 

75年がSTDとしては最終年になるのかな?

仲間の4946号にアクセルワイヤーを移植して以降、動けなくなったSTDは洗車場を陣取っていた。

いい加減ジャマになってきたからアクセルワイヤーを組んだ。

これで動かせるぜ。

車検もナンバーもないけど…  


Posted by ダイチャン at 15:17Comments(7)volks wagen

初代ハイエースワゴン(RH11G)路上復活物語②

続き

車は譲ってもらえる事になった。

次は書類である。

持ち主さんに聞いてみたが、やはり抹消書は無いとの事。

抹消書が無い場合、用意しなければいけない書類の中で一番難しいのが

「車検があった頃、この車が走っていたことを証明できる書類」

である。

例に挙げると

※抹消書のコピー(まず無理だろう)
※車検証のコピー(車検整備をお願いしていた車屋にないかな)
※整備点検記録簿(車の中に入っていればラッキー)
※ナンバーが写っている当時の写真(古いアルバムを探してもらえば?)

など。

写真だけだと車体番号がわからないので難しいようだ。

走っていた証明だけではなく

「誰の名前で抹消したのか」

というのも重要になる(登録時に譲渡書等が必要になる為)

悩んでいると

「車検証のコピーが出てきた」

と持ち主さんからの電話が来たのだ!

早速もらいに行く。確認してみると所有者の欄には今は無き車屋の名前が…

譲渡書が出ないと登録できないのだよ…

暗雲が立ち込めてきた。

さてどうする


続く  


Posted by ダイチャン at 22:33Comments(4)HIACE

解体屋さん

お友達が経営している解体屋さんに来ています。



エコカーの補助金を貰う為に、まだまだ動く車が沢山運ばれてきます。

景気は良くなるけどゴミは増える?と思うのは俺だけ?
  


Posted by ダイチャン at 16:28Comments(3)戯言

初代ハイエースワゴン(RH11G) 路上復帰物語

俺がその車を発見したのはお盆休みの最終日、16日だった。

朝5時に起き、愛車イーハトーブ(TL125)にまたがり林道へ向かう。

林道を楽しみ、山を下りると集落が。

その集落の一軒の民家の庭先にそいつは佇んでいた。


トヨタハイエースワゴン 1967年から1977年まで製造されていたレアなモデルである。実存する固体は少ないだろう。

こいつを見た瞬間から、俺の頭の中にはこのハイエースに乗ってイベント会場に乗り込む俺の姿が。

民家には人の気配が無い。長い事放置されているようだ。


どうしても欲しい!

まずは持ち主探しからである。

近所で農作業をしているお年寄りに話を聞く、持ち主は引っ越してしまった事を知る。

話の内容から某市に住んでいることが判明。

色々と裏技(合法です)を使い、電話番号を調べる。

電話をし、どうしても欲しい事を伝え、譲ってもらえる事に。

ここまで発見から2週間。

順調に話が進んでいるように思われるが、1つ不安が残る。

こういう固体を発見したとしても、再登録に必要な抹消書類が残っていない事が多いのだ。

持ち主さんは物置として置いてあるわけで、再登録をするつもりなど無い。

なのでしょうがない・・・



では済まないのである。



俺はこれで道路を走りたいのだ。堂々と。

抹消書類が無い場合の再登録方法も無いわけではないが、大きな壁がいくつも待ち受けている。

果たしてそれを超える事は出来るのか???


続く  


Posted by ダイチャン at 20:13Comments(1)HIACE

super weekend 2009

29日30日と、エムウエーブで開催されたイベントに行ってきました。

初回の2006年から毎年参加しているこのイベント。

地元に店を構える車屋として、少しでも協力出来れば

と、エントリーしています。

しかし、エントリーといっても

バリバリのショーカーなんて仕上げる金も時間も無く(言い訳)

我が畑野モータースは普段乗りの車を3台持ち込み

我が家のファミリーカーVWバス


仲間のファミリーカーこれもバス


この怪しいヤツも仲間です

そして見事タテグロがデイトナ賞をゲ~ッつicon14



2日間、とても楽しめました。特に午前中からビールが飲めたのが良かったです(笑)


来年も楽しみですね。  


Posted by ダイチャン at 19:46Comments(2)volks wagen