初代ハイエースワゴン(RH11G) 路上復帰物語④

車屋の返事は冷たいものだった・・・

「書類は廃車した時点で一度渡しています。同じ車に二度譲渡書を出す事は出来ません。」

所有権のあほー・・・あほー・・・アホー・・・

33歳A型しし座の切ない叫び声が響いた。

所有者欄に記入してある名前が持ち主さん(個人名)だったら、登録は簡単だった。所有者の書類が出ないということは、このハイエースは二度と路上復帰できないという事を意味する。

ここまで来たのに・・・


このハイエースに出会ったあの瞬間、俺が見た映像は幻だったのか?



このハイエースに乗って来年のストリートカーナショナルズへエントリーしているあの映像・・・



近所のオバチャンの、鉄屑を見るような冷たい視線。



踏み切りでマフラーを擦るあの音!



走行中に漂ってくる不安な臭いや音!




いやそれは幻覚ではない。。。近未来さ。。。




ボックスピクニックもオールオッズナショナルズもこのハイエースで行ってやる!

会社の壁にかかっているヤレたキャリアを載せたらかっこいいかな・・・


俺は頑張った。

諦めず、車屋さん(←さん付けときます)に思いを伝えた。

そうすると車屋さんは


「色々と考えるから明日また電話をくれないか。」


と言ってくれた。




車屋さんが出した答えとは!?



⑤へ続く  


Posted by ダイチャン at 23:10Comments(6)HIACE

過去に路上復帰させたヤツら

*ホンダステップバン*

1973年式 上田の解体屋から買う。10年以上の放置車両。

俺の路上復帰ストーリーはここから始まった。

タンクの錆が酷く、すぐに燃料フィルターが詰まり何度か仕事に遅刻した。

PORで錆取り&コーティングをしたら具合が良くなった。

奥さんと二人で長野まで映画を見に行ったり、普通に使っていた。

友人に売却。ビデオカメラに化けた。今も子供を撮るのに活躍中。

画像なし


*VWタイプⅡパネルバン*

1971年式 上田の超裏道にある民家の庭にあるとの情報を友人より聞き、交渉に。

18年間放置してあった車両。

初めてアジャスターを組んだ。まだレイトのシャコタンは少なかったのでかっこよかった。

と思う。

窓があるバスに乗りたくて友人に売却。



*VWタイプⅡアンビュランス*

1969年式 3年かけて持ち主を説得。

最後は、持ち主が友人の父親だという事が判明し(笑)譲り受けることに。

皆からもったいないと言われながらアジャスターを組み、シャコタンに。

積載車に積んでストVジャンボリー行ったなぁ。

結局車検取得まではしなかった。

大型2輪の免許とバイクが欲しくなり売却。GPZ900Rに化ける。

今は県内の方が所有中。仕事のサービスカーにするらしい。


*富士重工業ラビットS301B*

1965年5月製造 友達の解体屋から買ってきた

色が気に入らないのでシンナーを染み込ませたウエスでひたすらこすり、元色を出す。


タンクPORコーティング キャブ・燃料コック・エンジン腰上をオーバーホールする。

とっても気に入っている1台。

現在も足として使用中。



次はHIACE



無事路上復帰できますよう。。。錆の女神様お願いします。。。  


Posted by ダイチャン at 12:51Comments(2)その他車ネタ