初代HIACE 路上復帰物語 整備編

遂に手に入れたハイエース。次は動くようにしないといけません。

まずは洗車から始めます。

約25年放置してあったので、おそらく洗車も25年ぶりでしょう。ボディ表面のコケが歴史を感じさせます。

ボディの状態は悪くなく、カサカサでいい感じです。


窓がちょっとしか開かなかったり、給油口が開かなかったりと、色々と不具合がありますがそんな事は覚悟の上。ボチボチ直していきましょう。

洗車後、会社のピットに入れて下回りのチェック。古い工場なのでこんなピットがあり便利です。

見事親の血を引いた旧車好きの息子も駆けつけました。

親子3代で旧車が好きなんてヤバイですね・・・

屋外で土の上放置の割に下回りは綺麗で、アンダーコートを吹いてやれば良さそうです。


大きな錆箇所は

*リアサイドドアを開けたところのステップ

*運転席足元5センチほどの錆穴

ここもボチボチ直すということで後回し。


タンクを降ろし、高圧洗浄機でタンク内の洗浄。

バケツ半分くらいの錆が出てきました・・・



この後更に錆取り液で中を綺麗にします。「花咲かG」がお気に入り。
出てきた錆の分タンクが薄くなっているので、最後はやっぱりPORでコーティングしなきゃ駄目そうです。

フューエルセンディングユニットの錆を取り、燃料ラインも洗浄して、ホースとフィルターは新品にします。

次にエンジン。

エンジンの中は新車のように綺麗。

プラグを外してエンジンの中に潤滑剤を吹き付けてしばらく置いておき、クランクを回してみるとスムーズに回ります。

プラグを付けてバッテリーを繋ぎ、クランキング。

圧縮もありそうです。

エンジンは問題無さそう。

それもその筈、この車、実走行45000キロなんだそうです。


部品も順調に揃いつつあります。

フロントのブレーキホース・ブレーキのホイールシリンダー前後4個・クラッチのオペレーティングインナーキットは新品が出ました。

ブレーキマスターのインナーキット・アイドラアームはヤフオクでデットストック品を購入。

ブレーキライニングは近所のライニング屋さんで張替え、ドラムも4輪研磨してもらいます。

部品は揃いそうで一安心。

次はキャブをばらすかな。燃料ポンプもやらないと。


まだまだやる事はたくさんです。

実はこんな車も譲ってもらいました。

サンバーバン。これは親父に託します。
譲っていただいた持ち主さんと4人で記念撮影


整備編はまだまだ続きます。  


Posted by ダイチャン at 23:48Comments(7)HIACE