ハイエースに乗って出かけよう

本日、車屋さんへ行って書類を頂いてきました。

明日陸運局へ行く用事があるので、書類チェックをしてもらってきます。

書類のOKが出たらいよいよ車検です。

身近では前例の無い「書無車の復活物語」はどうなるのでしょうか???




11月1日、群馬県桐生市で開催されるイベント

「第4回 クラシックカーフェスティバル IN桐生」

の、エントリー申し込みをしました!

審査が通り、ハイエースの車検に合格すれば・・・

自走でエントリー予定です。

片道140キロ程なので丁度いいかな。

と。  


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初代ハイエース 路上復帰物語 トラブル編&近況

やっとの事で動くようになったハイエース。

記事に書くとあっという間ですが、整備中の小さなトラブルも何回かありました。

そんなネタを書き留めておこうと思います。


※新品が出ると言われて取り寄せた、ブレーキのホイールシリンダー前後とフロントのブレーキホース。

付いている物とは違うブツが届きました。車検証上は50年1月登録なのに、製造は49年ではないかとの事。部品は取り寄せの為、返品不可能です・・・

シートベルトの付け根に書いてある年が車の正しい製造年だそうです。国産だけかな?

ハイエースのシートベルトには1974年と書いてありました。

仕方がないのでカップキットでどうにか対応。ブレーキホースは長期在庫品を見つけて購入。

昔の車は遅れて登録された物が多かったので、こういう間違いが多いとか?

皆さんもシートベルトを確認してみてはいかが?



※クラッチのレリーズシリンダー(オペレーチング)のブリーダーの奥に入っていた2ミリほどの球体を紛失・・・

どうしようかと散々悩んだが、逆さ吹きができるパーツクリーナーの空き缶をばらし、中に入っていた球を取り出して流用。

これが一番困って悩みました。

パーツクリーナーの中に入っていた銀球は、とても輝いて見えました。




※ハイエースの現在


後回しにしていたマフラーも直したので、ひとまず車検整備完了です。



明日、仕事が終わったら最終名義人の車屋さんへ書類を貰いに行ってきます。


車庫証明も明日提出予定。


近々指定工場へハイエースを持ち込んで検査ラインに通して光軸やブレーキのチェック。

車に問題が無ければ書類一式を揃えて陸運局へ行き書類の最終確認。書類に問題なければそのまま車検の予約です。



路上復帰は近い。けど最後まで気は抜けないですね。




次に書く日記は「車検編」?






「一発逆転サヨナラ満塁ホームラン!打たれて終了編」だったら嫌だなぁ・・・  


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初代ハイエース 路上復帰物語 整備編⑬

オールドタイマーの100号に付録で付いてきたレア車カタログに、初代ハイエースが3つ星で掲載されているそうです。

我が家にもその付録があるはずなのですが見つかりません。。。

全国に実働している初代ハイエースワゴンは10台弱なのではないかとの事。

Old Timerさん、もうじき1台増えますよ( ̄ー ̄)

普通に動いて止まるようになりましたが、車検に合格するにはまだまだやる事がたくさんあります。

ボロボロになっているショックのブッシュを交換。

フロントが「上  I  下  -o- 」。130クラウンのフロントや2WDアストロのフロントなどが同じ形状です。

リアは「上〇下〇」。よくあるタイプです。

前後共に、社外品探しの為にサイズを測っておきました。フロントはロッドの錆が酷かったので早めに見つけないとダメですね。車検は見えないので大丈夫そう?です。

フロントの下は圧入なので問題なし、上側のブッシュを左右4個交換しました。1個100円。

リアは上下左右で8個交換。1個120円。

これでブッシュ類は完璧。ゴム類が新しいと、いい車に見えます。

毎日朝と夕方、工場の中から外へ、外から中へと車を動かしていますが調子良く動いています。

問題なし。

残りはマフラーパイプだけ?そこを直せば車検整備完了か!?

解体屋へ行って程よいパイプをもらってこよっと。

マフラーの修理が終わったら指定工場へ持って行ってライン通して色々と調整して最終確認。

とりあえず日曜日はオールオッズ行ってきます。

初期型ハイエースいればいいなぁ。

車検の前に、書類一式を揃えてから一度陸運局へ書類の確認に行きます(来いと言われた)。そのまま書類に問題なければ車検の予約ですね。。。

目標は10月中に車検取得。

頑張ります。  


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初代ハイエース 路上復帰物語 整備編⑫

フロアに塗ったPOR15が乾いたらリアのフロアに敷く板を切りましょう。

純正のフロアマットを板の上に載せて、型を取ってから切ります。1800×900の板を3枚使いました。

シートを止めるボルト穴も開けます。

疲れたら休憩しながら作業しましょう。


切って穴を開けた板を車に載せて純正のマットを敷き、シートを取り付けます。

今日のお手伝いは北村(旧姓馬場)。

USSで買ってきたトヨタのブレイドを見に来たので手伝ってもらいました。

ブレイドお買い上げありがとう。

俺が下に潜ってナットを押さえ、馬場が上で閉め込みます。

お陰様で、無事に10人乗りハイエースになりました。

空も手伝ってくれました。なんともマニアな小学校1年生です。

クーラントの交換もして、漏れ止め入れて。

点灯しなかったバックランプも直します。スイッチの接触不良でした。

ワイパーゴムも交換したし。

COとHCも問題なし。COが0.5% HCが500ppmくらいです。

あとはマフラーの穴を直せば出来上がり?


サンバーも引き上げてきました。




さて、そろそろ車庫証明出そうかな。  


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初代ハイエース 路上復帰物語 整備編⑪

21日の作業。

奥さんがお仕事なので子供2人を連れてストレート長野店へ行き、500ml弱入りのPORを購入。

会社に戻り、フロアの錆をタガネとハンマーで大体落としてベルトサンダーで錆を落とします。

ベルトサンダーはかなり使えます。

サンダーに付けて使う錆落としに便利そうなヤツとワイヤーブラシも使ってみたけど、ベルトサンダーが具合良し。

表面のボコボコ錆を落として平らになったらPOR塗って終了。

簡単に書いているけど3時間くらい掛かりました。

余っていたPORのシルバーを先に使って、買って来た黒をその後塗ったからツートンカラーのフロアになりましたが、上から板貼っちゃうから良いのです。

フロアはいつかやり直さないとダメっぽいけど、今は車検取得が先。大きい作業始めちゃうと車検取れなくなっちゃうので。

素手でやってたので手がPOR色になり、写真撮れませんでした。

フロア乾いたら板切って載せてシート付けます。

ドアの内張りも作らないと。

続く  


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初代ハイエース 路上復帰物語 整備編⑩

シルバーウイークっていいですねぇ。

ハイエースに集中できます。

といっても、昼間は家族との時間。

ハイエースの整備はやっぱり夜です。

今日は

※アイドラアームを交換する

※足回りのグリスアップ

※一番後ろのシートを外してフロアマットを剥いで車内を丸洗いする

※窓が開かないので開くようにする

まずはアイドラアームの交換とグリスアップ。

これは何も問題なく終了。アイドラアームのブッシュは、ステアリングの戻りが良くなるようにブッシュを組んでありました。なるほど。

新品と外したヤツ


次は車内。

ハイエースのリアシートを止めているボルトは、裏側が共回りしてしまうナットなので、お手伝いが居ないと外す事が出来ません。

そこで、今日のゲストはタテグロに乗るN島。14インチのチューブが欲しいと言って遊びに来たので手伝ってもらいました。

N島が車の下にもぐり、ナットを押さえます。

半分以上折れました。サビサビなのでそんなもんでしょう。どうせ新品にするので、サイズを測ってポイです。

シートを留めるネジ穴は、人間が手動で開けたようないびつな物でした。販売台数のほとんどがバンだった為、ワゴンのボディはバンボディにちょっと手を加えただけなのでしょうか。

ビニールのフロアマットの裏には、木が敷き詰められていました。防音・防寒の他に、平らにする目的が?

しかし、その敷き詰められた木のおかげで湿気が溜まり、所々に深い錆と錆穴が見られます。

シートを外したら横の内張りも剥がし

高圧洗浄器で一気に丸洗いです。



乾かしましょう。


乾かしている間、窓を開くようにします。

これは、窓の淵を掃除したら直っちゃいました。

まだまだやりましょう。

FM付8トラデッキが動くのかチェックです。

これはラジオアンテナと配線を繋いだら普通に鳴りました。良かった。

これでウォークマンが聴けます。トランスミッター買わないとね。


明日、PORとコンパネとボルト買ってきます。錆落としてPOR塗ってフロア用のコンパネ切って。


どこまで出来るかな。



続く

  


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初代HIACEワゴン 路上復帰物語 整備編⑨ (仮)路上復帰

待ちに待ったブレーキホースが届きました。

交換すれば、やっとリフトから降ろせますよ~。


早速交換です。


古いホースはヒビだらけ。25年の凄さを感じます。

ホースを交換していたら丸山が遊びに来ましたので手伝ってもらいましょう。

ナイスタイミング。

運転席に座らせてエア抜きの手伝いをしてもらいます。

踏んで踏みっぱなしで放してまた踏んで。

エア抜きが完了したらブレーキの調整です。

調整をするとブレーキの踏み具合が丁度良くなります。

ドラムブレーキは面倒です。

リフトから降ろしましてバッテリーを積んでエンジン始動。バッテリーは中古のオプティマレッドを積みました。


今日も快調に動く12R!


さーて、やっと試運転ですよー。



バックで工場から出します。

バック問題なし。


1速・・・

2速・・・

3速・・・

4速・・・


絶好調!

クラッチもブレーキもいい感じ。



運転しながら叫んじゃった( ̄ー ̄)やったぜー!!!!!



協力者の親父にも電話で報告。


無事動走り回れる事を確認したので丸山と二人で、近所のGSへガソリンを入れに行きました。

もちろん積載に積んで行きましたとも。。。?


遂に自走可能となりました。

あとは細かい整備とかシートの取り付けとか。

錆対策は車検を取得してからですね。

連休中、時間が取れれば集中して直すぞ。

走行動画はmixiで公開中です。




続くぜっ  


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初代HIACE路上復帰物語 整備編その⑧



タイロッドエンドのブーツが届いたので交換です。

ホイールベアリングのグリスも入れ替えましょう。

張り替えられたライニングと、研磨したブレーキドラムが届きました。

届くまでの間、クラッチのマスターとレリーズシリンダーも組みましたが、このハイエースはブレーキとクラッチのオイルタンクが共用ですので、ブレーキを組んでからクラッチのエア抜きをします。

色々と細かいトラブルが発生しましたが、マニアックすぎるトラブルなので説明は省略します。

届いたライニングを組み、ドラムを組もうとしたのですが・・・

ライニングが厚すぎてドラムが入らない・・・

ライニング屋の測定ミスでした。

仕方が無いのでもう一度外してライニング屋へ。。。


研磨されて薄くなったライニング、今度は問題なくドラムが入りました。

ドラムを組んだのでブレーキオイルを入れてエア抜きです。

フロントのブレーキホースが届かないので、今回はリアブレーキとクラッチのエア抜きをします。

しっかりエアを抜いたクラッチ。25年ぶり(?)に切れたクラッチは問題無さそうです(*´ω`*)

開かなかった燃料キャップは壊しちゃいました。


少しずつ完成に近づいているのを実感しますねぇ。

無駄にタイヤワックスかけてみました。ショーカーのようです?



明日、フロントのブレーキホースとアイドラーアームが届く予定。

って事は・・・


・・・


・・・


・・・


早ければ明日の夜、リフトから降ろして試運転出来ちゃうんじゃないの!?

次の日記タイトルは

「ハイエース 大地に立つ」

に決定!


ワゴンの証、リアのステッカー

デラックス

ハイエースワゴン


10月中には車検取るぞ!

続く  


Posted by ダイチャン at 22:55Comments(5)HIACE

初代HIACE路上復帰物語 整備編その⑦ ブレーキ編

ホイールシリンダーAss'yで交換だと思っていたのに、届いた部品は違う物でした。

なのでカップキットのみ交換します。

ハイエース用を注文しても無理なので、他車種流用します。

ハイエースのフロントは1と1/4インチ。

リアは7/8インチです。

部品屋へ行き、現物合わせをします。

無事カップキットは手に入りましたので、お約束のホーニングをして組みます。

ホイールシリンダーの構成部品も腐食しているので綺麗にしましょう。

最初はこんな状態でした。

磨くとこんな感じ


こんな細かい仕事が時間を食うものです。

しかし不安の残る整備は嫌なので頑張りましょう。

ホイールシリンダーを組みました。

フロント


リア


夕方、クラッチマスターのインナーキットが届いたので明日時間あれば組みます。

車検取得が現実味を帯びてきました。


引き続き頑張ります。  


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初代HIACE 路上復帰物語 整備編 その⑥

順調そうに見えるハイエース復活物語ですが、やはり色々とトラブルが発生します。

部品を交換してはい終わり!なんて簡単には直りません。25年間放置してあった車ですから。

ラジエターからクーラントが漏れてきたり、ボルトが錆びていて回らなかったり折れたり、新品が出ない部品は現物合わせで揃えたり。

そんなトラブルもどうにか乗り越えないと路上復帰できません。

そんなトラブル対策に頭を悩ませつつ、今日も頑張って直しましょう。


そろそろブレーキ周りをやります。

リフトで持ち上げ、タイヤを外してブレーキをばらします。



ドラムとライニングを外して、いつものライニング屋さんへ出します。

ドラムの研磨とライニングの張替えです。

ライニングの厚みは充分でしたが、古くなると剥離してしまう事があるので張り替えたほうが安心です。

ドラムは錆取りを兼ねて研磨します。

ライニングを外した所でホイールシリンダーを交換しようとした所

マジですか・・・

届いてる部品が違う・・・

しかも前後違う!!!






どうすんだー!!??

仕事が止まってしまいました。

部品が揃ったと思っていたのに、このままではリフトから降ろせません。

リフトでしかできない仕事が入ってきたらヤバイです。

部品屋に連絡して正規の品を探してもらう間、クラッチのレリーズを組みます。

こんな感じでホーニングします。


あっさりと組み終わりました。

スタビブッシュも交換します。現物合わせで交換。これも問題なく完了。

タイロッドエンドブーツは明日部品屋に渡して探してもらいます。


次はタンクを積みましょう。

錆取り後、タンクの外側をゴムハンマーでドカンドカンと叩いて、しぶとく張り付いている錆を落とします。

結構出てきました。錆恐るべし。タンクの端に錆を寄せて掃除機で吸って完了。

錆だらけだったフューエルセンディングユニット(燃料系の浮き)も綺麗になり、燃料を入れたら無事動きました。

燃料のキャップは開かないと困るので、鍵を壊していつでも開くようにしちゃいました。ここはそのうち考えましょう。

これで燃料系はパーフェクト!の筈?

しばらくは燃料フィルターをマメにチェックです。


あとはクラッチマスターとブレーキ全部とラジエターか。

毎日少しずつ完成に近づいているような気もするし、近づいた分トラブル発生で遠ざかっている気もします。

また部品探しに戻ってしまいましたが、めげずに頑張りますので気長にお待ちください。



まだまだ続きそう  


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初代HIACE 路上復帰物語 整備編 その⑤



キャブとポンプは綺麗にしたので大丈夫です。

さて、エンジンをかけてみますか。

ハイエースのタンクは錆取り中なので、簡易タンクをつなげてクランキング。


すると、意外すぎるくらいあっさりとエンジンがかかりました。

静かにアイドリングする12R型エンジン…

なかなかいいじゃないか~!

点火時期を調整し、エンジンが暖まったところでエンジンオイルを交換。

さて、ブイブイと吹かし上げてみますか。

軽く吹かします。

いい音です…たまりません…

もっと吹かします。

やっぱりいい音です。興奮して何かが出そうです・・・?

この瞬間がたまりません。何度味わっても嬉しい瞬間です。

燃料漏れもクーラント漏れも無さそうです。

さすが45000キロ。


次はタンクをコーティングしてブレーキやってクラッチ直して。

まだまだやることは沢山ありますが、少しずつ路上復帰に近づいています。



明日はバイク仲間とツーリングなのでハイエースはいじれませんが、ハイエースのエンジンが調子良くアイドリングしてくれたからいい気分でツーリングに行けそうです。

動画を載せられないのが残念です。

mixiでエンジン動画公開中。

本日の作業時間2時間。


続く  


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初代HIACE 路上復帰物語 整備編その④

明日は第二土曜日で会社は休み。なので今夜はハイエースに熱中します。

ブレーキが先かかキャブが先かと考えていたのですが、ブレーキマスターのインナーキットが届いているのでブレーキから。

ブレーキのマスターシリンダーをばらします。

25年の歳月は、マスターの中をこんな風にしてしまうのですね。



ばらしてシリンダーをホーニングします。

見た目はこんなに酷いですが意外と錆は少なく、ホーニングだけでいけそうです。

が、届いたインナーキットが違う物でした。

なので予定変更。

やっぱりキャブと燃料ポンプをばらす事にしましょう。

キャブとポンプをエンジンから外します。

見た目はそこそこです。

燃料ポンプから臭いガソリンが出てきました。




タンクを降ろした時は腐ったガソリンの臭いで異臭騒ぎになりかけましたが、今回は量が少ないので大丈夫。

もう腐ったガソリンの臭いにも慣れました(笑)

キャブをばらして中身のチェック。

そんなに酷くなかったので各部点検と掃除をして組みなおして完了。


次は燃料ポンプ。

オーバーホールキットは出ません。ダイヤフラムが割れていたら電磁ポンプにするつもりで、思い切ってばらしましょう。

ポンプの裏側にあるトヨタの刻印も古くてかっこいいです。


ポンプの中も意外と無事でした。

掃除をして組み、燃料が出ることを確認。いけそうです。

キャブとポンプをエンジンに組み付け、燃料ホースとフィルターも新品にします。エンジン側の燃料ラインも掃除。


ここで本日の作業終了。所要時間3時間半。


燃料タンクは、錆取り液を全部抜いて中をチェックしたのですが、まだ錆が残っていたのでもう一度液を入れて放置中。


明日の午後

タンクをチェックして錆が綺麗になっていたら

更にやる気があったら

タンクを積みますか。


燃料入れればエンジンかかるかな~


あ、給油口開かないじゃん。


続く  


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初代HIACE 路上復帰物語 整備編その③

探していたリアのブレーキホースが見つかりました。

うちの会社担当の、日産部品の凄腕社員が探してきてくれた。




ハイエースに付いていた物ブレーキホースを渡し、

「同じのを探して」

とお願いしておいたら、そのままのハイエース用が届いてびっくり。

長野に昔からある大きい部品屋の部品庫の隅にあったそうです。

なかなかやるじゃないか日産部品。


残りはクラッチマスターのインナーキット。

それだけ来れば全部揃うぞ~!

燃料タンクも綺麗になってきたので、今週中には載せられるかな。

燃料ポンプとキャブのオーバーホールキットも届きました。

楽しみだなぁ。


超続く  


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初代HIACE 路上復帰物語 整備編その②

ガソリンタンクの大きい錆と汚れは高圧洗浄機で落としたので、次は錆取りクリーナーを使って本格的な錆落としをします。

今回使用する錆落とし剤は「花咲かGタンククリーナー」。バイクでは何度も使っていますが、車に使うのは初めて。タンクが大きいので2本使用。20倍まで薄めて使えますが、今回は15倍にしました。

この状態で24時間置いておき、裏返しにしてもう24時間置きます。

これで上も下も横もバッチリです。燃料の錆は後でトラブルになる可能性が大きいので、錆は全て取り除きましょう。もちろん燃料ラインも綺麗にします。

次はエンジンを。

最初にポイントの交換をします。部品庫を探したら新品が出てきました。さすが昭和初期からある工場です。まだまだお宝が眠っているかも・・・


ポイントを交換してキャブに直接燃料を吹きつけクランキングをすると、数秒ほどですがエンジンがかかりました!

25年ぶりに火が入った12R型エンジン。静かでびっくり。

乗り回したい気持ちが更に大きくなりました。

エンジンをかけたらマフラーから蜂の死骸と巣が出てきた。ジバチかな。

何年モノ?



ハイエースネタではないですが、知り合いに頼まれてこんな鍵を作りました。削って刺すだけだけの簡単仕上げ。お、後ろにはナガブロガー須藤君の4946号が!須藤君は上田市にあるBAR HIDのイケメン店長です。

Y様、鍵は気に入りましたでしょうか?


今週中にタンク積みたいなぁ。


まだまだ続く  


Posted by ダイチャン at 21:33Comments(10)HIACE

初代HIACE 路上復帰物語 整備編

遂に手に入れたハイエース。次は動くようにしないといけません。

まずは洗車から始めます。

約25年放置してあったので、おそらく洗車も25年ぶりでしょう。ボディ表面のコケが歴史を感じさせます。

ボディの状態は悪くなく、カサカサでいい感じです。


窓がちょっとしか開かなかったり、給油口が開かなかったりと、色々と不具合がありますがそんな事は覚悟の上。ボチボチ直していきましょう。

洗車後、会社のピットに入れて下回りのチェック。古い工場なのでこんなピットがあり便利です。

見事親の血を引いた旧車好きの息子も駆けつけました。

親子3代で旧車が好きなんてヤバイですね・・・

屋外で土の上放置の割に下回りは綺麗で、アンダーコートを吹いてやれば良さそうです。


大きな錆箇所は

*リアサイドドアを開けたところのステップ

*運転席足元5センチほどの錆穴

ここもボチボチ直すということで後回し。


タンクを降ろし、高圧洗浄機でタンク内の洗浄。

バケツ半分くらいの錆が出てきました・・・



この後更に錆取り液で中を綺麗にします。「花咲かG」がお気に入り。
出てきた錆の分タンクが薄くなっているので、最後はやっぱりPORでコーティングしなきゃ駄目そうです。

フューエルセンディングユニットの錆を取り、燃料ラインも洗浄して、ホースとフィルターは新品にします。

次にエンジン。

エンジンの中は新車のように綺麗。

プラグを外してエンジンの中に潤滑剤を吹き付けてしばらく置いておき、クランクを回してみるとスムーズに回ります。

プラグを付けてバッテリーを繋ぎ、クランキング。

圧縮もありそうです。

エンジンは問題無さそう。

それもその筈、この車、実走行45000キロなんだそうです。


部品も順調に揃いつつあります。

フロントのブレーキホース・ブレーキのホイールシリンダー前後4個・クラッチのオペレーティングインナーキットは新品が出ました。

ブレーキマスターのインナーキット・アイドラアームはヤフオクでデットストック品を購入。

ブレーキライニングは近所のライニング屋さんで張替え、ドラムも4輪研磨してもらいます。

部品は揃いそうで一安心。

次はキャブをばらすかな。燃料ポンプもやらないと。


まだまだやる事はたくさんです。

実はこんな車も譲ってもらいました。

サンバーバン。これは親父に託します。
譲っていただいた持ち主さんと4人で記念撮影


整備編はまだまだ続きます。  


Posted by ダイチャン at 23:48Comments(7)HIACE

初代ハイエースワゴン(RH11G)路上復帰物語⑤

車屋さんは「明日また電話をくれ」と言ってくれた。
明日の返事次第で、今までの苦労が無駄になるのか報われるのかが決まる。

お願いします車屋さん。。。zzz

運命の日、午後一番で電話をかけた。


俺「書類の件、どうでしょうか?」

車屋さん「条件付きで書類を出します。」

俺「ありがとうございます!」

条件の内容はここには書きませんが、書類は出してもらえる事になりました。

電話を切ってから即、陸運局へ電話をかけて用意できる書類を伝えると、それだけ揃えれば持ち込み車検で書類の再発行&再登録が可能との回答を貰う。



遂にここまで来た… 錆の女神様、ありがとうございます!



次は車の引き上げです。


持ち主さんに電話をして、車両の引き取り日を9月6日に決めた。


そうです。このブログを書いている今日、ハイエースを引き上げてきたのです。

俺の親父と友人丸山が手伝ってくれ、無事に引っ張り出す事が出来ました。


丸山と親父!ありがとう!今日は最高の日曜日だったよ!


初代ハイエース(RH11G)路上復帰物語 第一部 完


第二部「車検取得への道のり編(仮)」へ続く  


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初代ハイエースワゴン(RH11G) 路上復帰物語④

車屋の返事は冷たいものだった・・・

「書類は廃車した時点で一度渡しています。同じ車に二度譲渡書を出す事は出来ません。」

所有権のあほー・・・あほー・・・アホー・・・

33歳A型しし座の切ない叫び声が響いた。

所有者欄に記入してある名前が持ち主さん(個人名)だったら、登録は簡単だった。所有者の書類が出ないということは、このハイエースは二度と路上復帰できないという事を意味する。

ここまで来たのに・・・


このハイエースに出会ったあの瞬間、俺が見た映像は幻だったのか?



このハイエースに乗って来年のストリートカーナショナルズへエントリーしているあの映像・・・



近所のオバチャンの、鉄屑を見るような冷たい視線。



踏み切りでマフラーを擦るあの音!



走行中に漂ってくる不安な臭いや音!




いやそれは幻覚ではない。。。近未来さ。。。




ボックスピクニックもオールオッズナショナルズもこのハイエースで行ってやる!

会社の壁にかかっているヤレたキャリアを載せたらかっこいいかな・・・


俺は頑張った。

諦めず、車屋さん(←さん付けときます)に思いを伝えた。

そうすると車屋さんは


「色々と考えるから明日また電話をくれないか。」


と言ってくれた。




車屋さんが出した答えとは!?



⑤へ続く  


Posted by ダイチャン at 23:10Comments(6)HIACE

初代ハイエースワゴン(RH11G) 路上復帰物語③

その3

念願の車検証コピーには今は無き車屋の名前が・・・

もう駄目か・・・???

なんて思ったら終わりでしょ。

俺は諦めないのだ。最後の最後まで粘ってやる!

やれる事を全てやって、それでも駄目なら諦めよう。


今はまだ諦める時期ではない!


という事で

車検証の所有者欄にある今は無き車屋がどうなったかを調べてみる。

ちゃんとした倒産の場合、「財産の管財人」という人が存在する。

管財人がいれば、その人の印鑑と譲渡書でどうにかなるなのではないか?

と思い、今は無き車屋の登記簿を取ってみる。


と!!!?


その車屋は倒産したのではなく、名前と場所が変わっていたことが判明。


諦めなくて良かったね俺。そうだね俺。


世の中頑張ればどうにかなるんだ!


「ありがとう錆の神様!」


なんて事をつぶやきながら、車屋の電話番号を調べ電話をしてみた・・・のだが・・・


車屋の返事は切ないものだった・・・


果たして錆の女神様は微笑んでくれるのか!?


続く?の?  


Posted by ダイチャン at 19:14Comments(5)HIACE

初代ハイエースワゴン(RH11G)路上復活物語②

続き

車は譲ってもらえる事になった。

次は書類である。

持ち主さんに聞いてみたが、やはり抹消書は無いとの事。

抹消書が無い場合、用意しなければいけない書類の中で一番難しいのが

「車検があった頃、この車が走っていたことを証明できる書類」

である。

例に挙げると

※抹消書のコピー(まず無理だろう)
※車検証のコピー(車検整備をお願いしていた車屋にないかな)
※整備点検記録簿(車の中に入っていればラッキー)
※ナンバーが写っている当時の写真(古いアルバムを探してもらえば?)

など。

写真だけだと車体番号がわからないので難しいようだ。

走っていた証明だけではなく

「誰の名前で抹消したのか」

というのも重要になる(登録時に譲渡書等が必要になる為)

悩んでいると

「車検証のコピーが出てきた」

と持ち主さんからの電話が来たのだ!

早速もらいに行く。確認してみると所有者の欄には今は無き車屋の名前が…

譲渡書が出ないと登録できないのだよ…

暗雲が立ち込めてきた。

さてどうする


続く  


Posted by ダイチャン at 22:33Comments(4)HIACE

初代ハイエースワゴン(RH11G) 路上復帰物語

俺がその車を発見したのはお盆休みの最終日、16日だった。

朝5時に起き、愛車イーハトーブ(TL125)にまたがり林道へ向かう。

林道を楽しみ、山を下りると集落が。

その集落の一軒の民家の庭先にそいつは佇んでいた。


トヨタハイエースワゴン 1967年から1977年まで製造されていたレアなモデルである。実存する固体は少ないだろう。

こいつを見た瞬間から、俺の頭の中にはこのハイエースに乗ってイベント会場に乗り込む俺の姿が。

民家には人の気配が無い。長い事放置されているようだ。


どうしても欲しい!

まずは持ち主探しからである。

近所で農作業をしているお年寄りに話を聞く、持ち主は引っ越してしまった事を知る。

話の内容から某市に住んでいることが判明。

色々と裏技(合法です)を使い、電話番号を調べる。

電話をし、どうしても欲しい事を伝え、譲ってもらえる事に。

ここまで発見から2週間。

順調に話が進んでいるように思われるが、1つ不安が残る。

こういう固体を発見したとしても、再登録に必要な抹消書類が残っていない事が多いのだ。

持ち主さんは物置として置いてあるわけで、再登録をするつもりなど無い。

なのでしょうがない・・・



では済まないのである。



俺はこれで道路を走りたいのだ。堂々と。

抹消書類が無い場合の再登録方法も無いわけではないが、大きな壁がいくつも待ち受けている。

果たしてそれを超える事は出来るのか???


続く  


Posted by ダイチャン at 20:13Comments(1)HIACE